毎月1日は写真整理の日・50年後のために今できることを

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毎月1日は写真整理の日・50年後のために今できることを

10月は台風が猛威をふるい、各地で甚大な被害をもたらしました。被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。一日も早く日常生活に戻られますことを心からお祈りいたします。

私たち写真整理アドバイザーは写真の整理を物の片付けとは考えていません。

写真は私たちの生きてきた証であり、節目ふしめの大きなイベントから日常の小さな出来事や会話、出会ってきた人たち、その時々の空気や匂いまで記憶を呼び覚ます時間の結晶と考えています。

写真整理のお客様とお話ししていると、「両親の写真は戦争で焼けてしまったから…」という言葉を耳にすることがよくあります。戦争や災害をくぐり抜けて残った1枚の写真を大切に持ち歩いている方にも出会いました。

つらいときに、1枚の写真に救われた、支えられた、というご経験はどなたにもあることだと思います。

今はスマホの普及もあり、無料で無制限に写真を撮ることができ、写真の価値を昔ほど感じることが難しくなっているかもしれません。しかし高度成長期に決して安くなかったカメラ代や現像代・プリント代を惜しむことなく子どもたちの写真を撮ったパパ・ママの気持ちと、毎月何千枚もシャッターを押す現代のパパ・ママの「子どもたちの今を残したい」という気持ちに変わりはないと思います。

写真にこめた思いが50年後にも伝わりますように、そのために私たち写真整理アドバイザーは写真の正しい保存・保管の方法を知っていただくための活動をこれまでも、これからもずっと続けていきます。

私たちはデジタルの写真・紙焼きプリントの写真の整理は一通りではないと考え、その方の生活に適した何通りもの方法をご提案することができます。

ずっと先まで大切な記憶がなくならないように、50年後の子どもたちが悲しい思いをしないように、写真が正しい状態で保存されているかどうか確かめてみてください。

その際は、全国500名の写真整理アドバイザーにお声がけいただけますことをどうぞよろしくお願いいたします。

 


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