更新日:
【上級研修】実施レポート20230127
写真整理アドバイザーの「上級」研修は、1~2カ月に1回開催しています。2023年1月26日、27日の2日間、計7時間を使って4名の方に参加いただき実施しました。
写真整理アドバイザーの資格者は、多様な分野の方がいらっしゃいます。今回受講された4名は、アルバム絵本カフェを運営している方、韓流が趣味の方の自分史を作成されている方、地域のボランティアや民生委員・カウンセラーなどのご経験を持ち、生前整理・写真整理に興味を感じて仕事にされたい方、整理収納の資格を持っている専業主婦の方と、いろいろな特性をお持ちのみなさんでした。
上級研修は、「仕事をしたい方」のための資格です。写真整理協会では、初級でも仕事をしていただいてかまわないのですが、すぐ仕事としてのイメージが固まらない方や、どうはじめたらよいか迷う方もいます。すでに仕事をしていても、他の考え方や方法があるかもしれないと、確認をしたい方もいます。写真整理の仕事は、意外にその中身は広いのです。
例えばまず、家の中にあるアルバムなどの紙焼き写真を整理するのか、広く普及したスマホで撮影している大量のデジタル写真を整理するのか、その両方をまとめたいのかという対象の違いがあります。また、整理後にどういう形にしたいのか、デジタルなのかプリントやフォトブックなのか、そもそも誰のための整理なのかなど、写真整理と一言でいっても、しっかり考えて決めておかないと、途中で混乱が起きてしまい手が止まってしまう方も多いです。
上級研修では、いろいろな仕事の種類を紹介し、各工程の具体的な作業を学びます。そしてお客様にヒアリングをする体験や、写真整理を相手に合わせて提案できるようになるケーススタディをおこないます。また、研修後に2週間かけて写真整理に取組み、レポートとしてまとめてもらいます。
何を自分の仕事にするかを見極め、内容が具体的にイメージでき、仕事がスタートできること。また、すでにしている仕事の精度を上げ、幅を広げること。上級研修を受講してくださった一人一人のアドバイザーさんを、協会としてもサポートしていきたいと考えています。
◆初級研修のご案内ページ
https://photokeep.org/advisor_lesson1/
◆上級研修のご案内ページ
https://photokeep.org/advisor_lesson2/
上級研修の講師は、写真整理協会代表理事 浅川純子が担当しています。