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【PHOTONEXT2025】出展レポート
2025年6月10日~11日の2日間、
写真整理協会はPHOTONEXT2025に出展いたしました。
今年も「おもいでばこ」の株式会社バッファロー様、
「ScanSnap」の株式会社PFU様と並んで、
3ブースで出展しました。
出展社数が例年より多く、会場内はいつも以上に盛り上がっていました。
協賛企業でもあるFUJIFULM様のブースも常に人だかりができていました。
今年写真整理協会では、「写真の幸せサイクル」というテーマを掲げました。
写真を撮って終わらせずに、見やすく整理して見て楽しむこと。
「あ~やっぱり写真ていいなぁ」と、また撮りたくなること。
このサイクルを人生の中で何度も回し続けることが、
写真の存在を活かすことであり、
そして私たちの暮らしを楽しみ続けることそのものだと思います。
写真整理協会では、「写真整理アドバイザー」という資格制度を運営し、
全国にいる700名近い写真整理アドバイザーさんと共に活動をしています。
住んでいる地域でセミナーやワークショップを開催したり、
協賛企業であるPCデポ様の店舗で、お客様向けに写真倶楽部を担当して
毎月楽しんでいただいたり。
そんな多岐にわたる活動をパネルにして展示し、
来場される方々に紹介させていただきました。
さらに今回の目玉はもう一つ。
株式会社アスカネット様と共催でおこなった
「フォト自分史コンテスト」の受賞作品が、
会場入り口に設置された「フォトフューネラルコーナー」に展示されました。
フォト自分史は、自分・親・子供・お客様などのために、
写真を核にした自分史を1冊のフォトブックにしたものです。
フォトブックの老舗であるアスカネット社のMYBOOKは、
大きさや紙の種類、本の綴じ方など豊富に選べるため、
バリエーションある展示になりました。
コンテストを主催したアスカネット様も協会もとても驚いたのは、
フォトブックを開いて見てくださる方たちの関心の高さです。
色々な歩みを切り取って並べられた写真と、その傍らに添えられた文章に、
長時間目を落として真剣に見てくださる方がとても多かったです。
実は審査会場でも、一次審査・二次審査ともに、
集まった審査員がそれぞれ胸を詰まらせる場面もあり、
選ぶのがとても難しかったのです。
どの作品も思いのこもったものばかりでした。
それらがPHOTONEXTという大きなイベントの場で、
どういう反応になるのかドキドキでしたが、
ふたを開けると来場された方たちにも伝わったようでした。
まさに主催者冥利に尽きる思いをしました。
会場には博進堂さんのブースがあります。
実は博進堂さんには昨年から「写真自分史」研修を実施いただいています。
博進堂さんの存在も、この企画が成功したきっかけになっています。
また、2日間に渡り代表浅川により、
「幸せを生む写真整理術」~困りごとを宝物に~
を講演させていただきました。
写真は今、その管理者になっている
スマホやクラウドの開発者であるIT企業の戦略もあり、
気が付かないまま増え続けて
見返すという大切なことからますます遠のいていること。
きちんと整理して写真を見返すことで、
自然に感動や、感謝や、人とのつながりが強まること。
「そして、それこそが写真を撮った本当の意味ではないでしょうか!?」
実際のお母さんと3人のお嬢さんの
困り事が宝物に変わったエピソードを紹介し、
足を止めて聞いてくださるみなさんに力強くお伝えしました。
初日の夜には、北海道から九州まで、
全国から来た写真整理アドバイザーや関係企業の皆様と親睦を深めるべく、
懇親会をおこないました。
同じ意識を共有する仲間との語らいや、
すばらしい商品やサービスを生み、
日々育てられている企業様からの情報は、
自然にモチベーションの上がる貴重な時間となります。
2日目も来場されるたくさんの方々に、
写真整理に関する紹介をさせていただきました。
今年は会場のいろいろなところに、
すべての家庭にある写真の活用をテーマにした展示を目にしました。
また、写真整理協会や写真整理アドバイザーに対する関心も、
いっそう高くなっているのを感じました。
写真整理協会は、たくさんの仲間たちと
同じ思いと目標を持って活動しています。
お写真の持ち主に、その写真の価値を届けたくて、
一生懸命目の前の写真たちと向き合っています。
その思いを共感し合えるPHOTONEXTのイベントは、
私たちにとってもとても大切な場所になっています。
ブースにお越しくださったたくさんのみなさま、
誠にありがとうございました。
写真整理アドバイザーのみなさん、
お会いできてうれしかったです!
これからも人と写真の未来のために、
写真整理協会は元気に貢献を続けてまいります。