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毎月1日は写真整理の日・乾燥した秋の日には写真に風をあてましょう
急に日が暮れるのが早くなり、本格的な秋がやってきました。
夏のジメジメした空気が爽やかな秋の空気に入れ替わり、何をするにも気持ちのいい季節です。
こんな季節にオススメするのが、写真の虫干し。
多湿の日本では、古くから衣類や書物の虫干しをする文化がありました。古都・奈良の秋の風物詩、正倉院の宝物の一般公開は、この虫干し(曝涼と呼ばれたそうです)の名残です。
さて、プリントされた写真・アルバムの写真・フイルムなどの劣化の原因をご存知ですか?
劣化の3大原因は「高温・多湿・紫外線」と言われ、特に紙焼き写真は湿気の多いところではカビやバクテリアが発生し、放置するとボロボロになって大切な画像が見られなくなることもあります。
古いフイルムが酸っぱい匂いを発してきたら要注意。ビネガーシンドロームといって、劣化が始まっている証拠です。
大切な写真を未来に残すために、乾燥したこの季節には押し入れや本棚からアルバムを出して風に当てることをオススメします。
せっかく出したアルバムですから、秋の夜長に、懐かしい写真を囲んで家族団欒もいいですね。
写真は上手に保管して、いつでも見返せる形にしておきたいものです。
上手な整理方法を知りたい方は、お近くの写真整理アドバイザーにおたずねください。